こんにちは!Slow Farmの安藤です。
いよいよ12月に入り、イチゴの収穫が迫ってきました。今年は11月前半まで暑い日が続きましたが、急に寒さが来て昨年より半月ぐらい冬の気候になるのが早かったなーという印象です。
まだまだ課題は山積ですが、今年も無事に収穫が始められそうです。12月中旬から少しずつイチゴの収穫は始まりますが、Slow Sweetsのクリスマスケーキで大半を使用しますので、本格的なイチゴの販売開始はクリスマス明けになりそうです。
クリスマスケーキはお陰様で予約枠がいっぱいになっております。誠にありがとうございます。
12月23日(土)~25日(月)の期間には、当日売りのクリスマス限定ケーキもございますので、是非ご来園お待ちしております。
今年の品種も、「紅ほっぺ」、「おいCベリー」、「もういっこ」、「とちおとめ」の4品種です。昨年から変更ありませんが、「もういっこ」、「とちおとめ」は来年から品種変更を検討しており、今シーズンが最後になるかもしれません。
現在のイチゴの状況を説明すると、厳冬期に入り、ここから生育は停滞気味になります。このまま停滞させてしまうと株が休眠してしまうので、暖房や電照を使いながら、イチゴの生育を後押ししていくような取り組みをします。植物には「栄養成長」と「生殖成長」(※)、2つの軸で成長があります。
栄養成長に傾きすぎると、光合成で作った養分が樹に傾いていき、生殖成長に傾きすぎると実には栄養が行きますが、株が弱くなり、収穫量・品質の低下になっていきます。この2つの成長の丁度間をいくように、温度や肥料の管理を行っていく事で、収穫量・品質を両立していけるのですが、そこがなかなか難しいのです。
イチゴシーズンまであと少し。農園ではSlow Sweetsの横で冬野菜の販売も始まっていますので、こちらも併せてご利用いただけると幸いです。
それでは今シーズンもよろしくお願い致します!
※「栄養成長」と「生殖成長」とは?
・栄養成長→植物の体を大きくしていく成長
・生殖成長→子孫を残すために花芽を作っていく成長
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